保険って、社会人になったタイミングで「とりあえず入っておいた方がいい」と言われがち。
でも20代で保険に入りすぎている人は、毎月数千円〜1万円を「安心料」として払い続けている状態になりやすい。本当に必要かどうかは、自分の状況を3つだけ確認すれば判断できる。
結論:20代が保険を見直すときに確認する3つのポイント
Check Points
- ①公的保障でカバーされる範囲を知る。健康保険・高額療養費制度だけで医療費の大部分はカバーできる
- ②貯蓄で備えられるかを見る。生活防衛資金が3ヶ月分あれば、保険なしでも短期リスクは吸収しやすい
- ③扶養家族がいるかを確認する。独身で扶養なしなら、死亡保障はほぼ不要
20代が保険で損しやすいパターン
保険の見直しが必要な人には、よくあるパターンがある。
- 社会人1年目に親や先輩にすすめられて入った保険をそのまま放置している
- 医療保険・がん保険・生命保険を全部かけている(月15,000円超)
- 貯蓄型保険に入っていて、利回りの低さに気づいていない
- 「若いうちに入った方が安い」と聞いて内容を見ずに契約した
保険は「万が一のとき自力で対処できないリスク」にだけかければいい。それ以外は貯蓄で備えた方が合理的だ。
公的保障だけでカバーできる範囲は意外と広い
| リスク | 公的保障 | 自己負担の目安 |
|---|---|---|
| 入院・手術 | 高額療養費制度で月8〜9万円が上限 | 差額ベッド代・食事代のみ |
| 病気で働けない | 傷病手当金(給与の約2/3、最長1年半) | 残り1/3を貯蓄で補う |
| 障害が残った | 障害年金 | 等級による |
| 死亡 | 遺族年金 | 扶養家族の有無で判断 |
20代独身なら、高額療養費制度と傷病手当金だけで大半のリスクはカバーできる。追加で民間保険が必要になるケースは限られる。
それでも保険が必要なケース
すべての人に保険が不要というわけではない。以下に当てはまるなら検討する価値がある。
- 扶養家族がいる(配偶者・子供)→ 掛け捨ての死亡保障
- 自営業・フリーランスで傷病手当金がない → 就業不能保険
- 貯蓄が生活費3ヶ月分未満 → 最低限の医療保険
まとめ
Summary
- 20代独身なら、公的保障+貯蓄でほとんどのリスクはカバーできる
- 保険は「自力で対処できないリスク」にだけかける
- 入りすぎている保険があれば、次の記事で「入る/入らない」の判断軸を確認する